MESSAGES
長谷部 健
渋谷区長
『東京レインボープライド2017』開催、おめでとうございます。
渋谷区では「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」をスローガンに、ダイバーシティ&インクルージョンという考え方を掲げ、街にかかわる誰もが自分の人生を謳歌することができる、そんな街の実現を目指しています。
LGBTに関しては、パートナーシップ証明書(2015年11月交付開始。2017年4月1日現在17組に交付。今回、渋谷区ブースでは気軽に相談できる相談会を開催します)の発行が注目されがちですが、同性カップルに限らず、子どもから大人まで多くのLGBT当事者が生きやすさ、暮らしやすさを感じてもらえる空気づくりこそが一番大事だと感じています。
そのためにLGBTダイバーシティ&インクルージョン推進のシンボルとして、渋谷区の花「ハナショウブ」のマークを虹色に彩った「レインボー・アイリス」を発表しましたが、アイリスの語源が虹だと聞き、ふしぎな縁に驚いています。
渋谷区ではレインボー・アイリスを活用したLGBTアライ(企業も、人も)を増やす取組みや「性的少数者のための にじいろ電話相談」、LGBTコミュニティスペース「#渋谷にかける虹」などの施策を通じ、誰もが希望を持ち、自分らしく生きられる多様性に満ちた豊かな社会の実現を引き続き目指していきます。
昨年初めてパレードが渋谷駅前スクランブルを通過しましたが、レインボーフラッグがスクランブルを埋め尽くす光景がゴールデンウィークの風物詩として根付いていくことを、一区民としても楽しみにしています。
保坂展人
世田谷区長
『東京レインボープライド2017』の開催を心よりお喜び申しあげます。
世田谷区では、「世田谷区同性パートナーシップ宣誓の取扱いに関する要綱」を制定し、2015年11月から同性パートナーのお二人が、その自由な意思によるパートナーシップの宣誓を行い、お二人の気持ちを受け止めた証しとして、「同性パートナーシップ宣誓書受領証」をお渡しする取組みを行っています。2017年4月1日現在で、48組の方々がこの宣誓をされています。また、昨年9月、手続きをされた方々にアンケート調査を行い、「多くの同性カップルがいること、普通に暮らしていることを知ってほしい」「二人の関係や存在を公的な立場の人に伝え、認知された。存在を認められて安心感を得た」など、様々なご意見が寄せられました。
この取組みには、法的な拘束力はありませんが、区内の不動産事業者の皆さんや医療関係者の皆さんなどのご理解もいただき、多様性を尊重する地域社会づくりへの確実な一歩になったものと考えています。
私は、多様性を尊重する自治体の長として、今後も様々な取組みを通じて、「自分らしく、互いに認め合い、生きられる社会」を創っていきたいと思います。皆様には、引き続きご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。
最後になりますが、本イベントを開催された皆様のご尽力に心より敬意を表させていただき、私のメッセージとさせていただきます。本日はおめでとうございます。
岡本 栄
伊賀市長
『東京レインボープライド2017』の開催、誠におめでとうございます。
伊賀市では、「あらゆる差別を許さず、互いを尊重するまちづくり」そして多様性のある社会をめざし、誰もが自分らしく暮らせる社会実現のため、さまざまな取り組みを進めています。その1つとして、性的マイノリティの人達の実生活上の困難を少しでも解消するため、「伊賀市パートナーシップ宣誓制度」を2016年4月1日から開始、3月末までに4組の同性カップルに受領証を交付しました。ふたりがお互いに支えあい、いきいきと暮らせることを願っています。
そのためには、性的マイノリティの人達を取り巻く環境、社会の中の意識が改善されていくことが重要であると考えます。今後も正しい理解を広め、LGBT支援者であるALLYを増やしていきたいと思います。地方でのこうした取り組みが、やがて大きなうねりとなり、国を動かす力になると信じています。
結びに、『東京レインボープライド2017』開催に尽力された皆さんに敬意を表し、イベントに多くの人が集まり、多様性を認め合う人々の輪がますます広がることを祈念し、私のメッセージとさせていただきます。
宝塚市
『東京レインボープライド2017』のご開催を心からお祝い申しあげます。このイベントが年々大きくなり、参加者がどんどん増えていくこと、本当に喜ばしいと思います。
今、性の多様性を尊重する社会が求められています。
同性が好きな人や自分の心の性と身体の性が一致しないと感じている人がいます。生きづらさを抱え悩みながら生活をされている人がいます。
宝塚市では、性の多様性を理解し、誰もが「ありのままで」「安心して自分らしく」過ごせる誰もが生きやすい社会を目指して取組を進めています。今年度は、「第3次宝塚市人権教育及び人権啓発基本方針」を策定し、セクシュアルマイノリティなどの新たな人権課題等に対応し、より一層、市民の皆様の人権が尊重されるまちづくりを進めます。
最後に、宝塚市から、『東京レインボープライド』に参加される方々、スタッフの皆様に感謝するとともに応援し、イベントの成功をお祈りします。
城間幹子
那覇市長
『東京レインボープライド2017』の開催、おめでとうございます。遠く沖縄から、開催のために尽力・協力されたみなさまの活動に深く敬意を表するとともに、この場に集う多様な人々に心から祝福の気持ちを送ります。
那覇市は、「ひとつなぐまち」を市政運営のキャッチフレーズに、誰もが生きやすい社会、安心して暮らせるまちづくりに取り組んできました。性の多様性については、これを人権問題ととらえ、2015年7月に「『性の多様性を尊重する都市・なは』宣言」(通称:レインボーなは宣言)を発表しました。また、宣言に基づき、昨年7月には「那覇市パートナーシップ登録」を開始し、4月1日現在で15組が利用しています。私たちはもともと多様な存在であり、性について当事者でない人はいません。性の多様性を尊重することは、私たちが持つ豊かさをたたえ合うことであり、暮らしをより良くすることに直結しています。
日常生活の中で疎外感を感じる人々が、ここに集い多くの仲間と出会うことで、大いに力づけられる場となりますように。
同じ思いを共有し、より一層レインボーの輪が広がっていくよう、ともに歩んでいきましょう。
秋元克広
札幌市長
『東京レインボープライド2017』が盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。また、このイベントの開催にご尽力されてきた関係者の皆さま、そして、イベントの趣旨に賛同され、全国各地からお集まりになった皆さまに、深く敬意を表します。
性自認や性的指向は、本人の意思で選択したり変えられるものではなく、そのために日常生活においてさまざまな困難があるものと思います。それをできるだけなくしていくためには、多くの方の理解を広めていかなければいけないと感じています。
札幌市では、誰もがお互いの個性や多様性を認め合い、自分らしく、生きがいと誇りを持って暮らせるまちになるよう、平成29年6月1日より性的マイノリティの方が利用できるパートナーシップ制度を開始します。あわせて、平成29年度中に電話相談も始めることを予定しており、性的マイノリティの方々が抱える生きづらさを少しでも少なくしたいと考えています。
最後に、本日お集まりの皆さまにとって本日のイベントが実りあるものとなり、また、皆さまのお力によって、誰もが暮らしやすい社会づくりが全国各地にますます広がりますことを心からお祈り申し上げます。
野田聖子
衆議院議員
この度の『東京レインボープライド2017』のご開催を祝し、心よりお慶び申し上げます。
現在の日本では、性的指向・性自認の多様性についての理解が進んでいるとは言えません。本人の意思とは反する形で周囲に広まることで、学校や職場においていじめの対象となってしまい、転校や離職をしなければならない状況に追い込まれてしまうというケースが数多く存在しています。
そのため、当事者の方々がそれぞれの性的指向・性自認を偽ることなく、本来の自分として生活していくために、ともに課題に向き合い、解決に向けて取り組んでいく必要があると思います。すでに渋谷区で制定された同性パートナシップ条例や、大阪市での男性カップル里親認定のように、「らしく、たのしく、ほこらしく」生きていけるために、理解促進に向けた施策について、私も立法府の一員として共に考えてまいりたいと思います。
最後になりますが、本会を主催されたNPO法人東京レインボープライドの皆さまのご尽力に敬意を表しますとともに、この活動を通じて性的指向・性自認に関する認知度が高まり、より一層理解が促進されることを願い、お祝いの言葉とさせていただきます。
細野豪志
衆議院議員
GWの『東京レインボープライド』は、参加者の創意工夫すっかり渋谷の名物イベントとなりました。パレードに参加していると、周辺の企業の協力もあり、渋谷の街を歩く人たちの温かい視線を感じることができます。私も、毎年、楽しくパレードに参加させて頂いています。
SOGIハラを無くす一番の近道は、当事者の友達をつくることだと思います。『東京レインボーブライド』は、その絶好の機会です。是非とも、多くの方々に参加して頂き、友達をつくって帰ってもらいたいと思います。
LGBTの当事者だけではなく、誰もが幸せに生きるためには、一人一人が多様な価値観を認め合う社会をつくらなければなりません。一昨年の渋谷区を皮切りに、幾つかの地方自治体で、LGBTに関する条例が制定されました。企業の中にも、社内で差別を無くす取り組みを行なうところや、LGBTフレンドリーな商品やサービスを開発するところが増えています。
次は国が動かなければなりません。このパレードで弾みをつけて、LGBT差別解消法の制定の動きを、みんなで前に進めたいと思います。
馳 浩
衆議院議員
LGBTに関する課題を考える議員連盟 会長
『東京レインボープライド2017』の開催を心よりお慶び申し上げます。
本年も多くの関係者のご協力のもと、レインボーウィークの中で様々なイベントを企画、実施をされると伺っております。毎年、参加人数と規模が拡大しており、皆様の活動の認知と理解が広く社会に定着してきているものと考えております。
しかしながら、LGBTに関する課題は山積しており、沢山の方々が苦悩や不安を抱える中で、政治分野でも超党派の議員連盟の活動等を通じて、様々な取り組みを進めている所でありますが、今回のレインボープライドの活動を契機に、更にその政策を推進して行きたいと考えております。
社会の「普通」という概念、価値観を超えて、LGBT当事者の方々が、自分らしく誇りを持って生きて行くことができ、多様な性のあり方を社会全般で享受することが出来るよう、力を尽くして参ります。
LGBT当事者の方々、更には支援者の方々の活動が今回のイベントを通じて、一層の理解促進と社会変革に繋がっていくことを祈念申し上げます。
西村智奈美
衆議院議員
『東京レインボープライド2017』が盛大に開催されますことをお心よりお祝い申し上げます。性的指向や性自認のいかんにかかわらず、すべての人が、「らしく、たのしく、ほこらしく」生きていくことができる社会を、みんなで応援してサポートする皆様のご活動に、改めて敬意を表します。
毎年開催される「レインボーウィーク」も5年目を迎え、参加される個人、団体・企業のブースやイベントさらに充実したものとなることでしょう。このイベントを契機に、各個人それぞれが幸せを追求していくことができるような社会づくりを目指していきましょう。
今、LGBTに関する事項が新聞・テレビなどの報道で取り上げられていますが、その一方で、当事者が日々遭遇する困難の実態に関しては、なかなか理解や具体的な検討が進んでいません。民進党は、「LGBT差別解消法案」を国会に提出しています。性的指向または性自認を理由とする差別の解消を推進することを目指すものです。私はその筆頭提出者として、皆様と一緒にしっかり取り組んでまいります。
皆様にとって有意義なウィークとなりますことをご期待申し上げますとともに、ご参加の皆様のますますのご健勝、ご活躍を心より祈念して、私からの連帯のメッセージとさせていただきます。
谷合正明
参議院議員
今年も盛大に『東京レインボープライド2017』が開催されました。本当におめでとうございます。LGBTに対する理解と認知を広める取り組みに大いに賛同します。私が座長を務めている「公明党・性的指向と性自認に関するプロジェクトチーム」においても、性的指向と性自認に関する差別を許してはならない、との認識の下に、大勢の関係の皆様と活発な意見交換をしてまいりました。超党派の「LGBTに関する課題を考える議員連盟」(事務局長をしています)とも緊密に連携し、法制化へ向けて大きな前進の時機にしてまいりたいと決意をしています。
牧島かれん
衆議院議員
『東京レインボープライド2017』の開催、おめでとうございます。これまで準備に関わってこられた方々、当日盛り上げてくださる皆さん、そして、今はもしかしたら声は挙げられなくても、こうした活動を心の中で支えに思っている方々に、心から感謝と応援を送ります。
国会でも議員連盟の中で、セクシャリティのことでいじめを受けたり、差別に苦しんだり、周りからの無理解によって孤立を深め、自ら命を落としてしまうような人がいないよう、政治の現場でできることは何なのか、議論をしています。当事者の方々からのヒアリングを重ねながら、2020年の東京オリンピックパラリンピックも見据えつつ、動いています。
それぞれが「らしく」生きられる社会を創っていくことは、いわゆる性的マイノリティと呼ばれる人達にとってだけではなく、みんなにとって生きやすい社会だと考えています。同時に、悪気はないのに、知識や学びがないばかりに、当事者を傷つけてしまっている例もあるかもしれません。一過性のムーブメントに終わらせず、きちんとした知識と理解も広めていかなければならないと思っています。
誰にでも、人とは違う何か、周りにはなかなか分かってもらえない何かを抱えて生きています。そんな当たり前のことを、当たり前に受け入れられる世の中になるよう、一人ひとりの顔を思い浮かべながら、しっかりと仕事をしていきます。
池内さおり
衆議院議員
『東京レインボープライド2017』の開催に心から連帯のメッセージを送ります。
私のご挨拶文に目を通してくださっている方々、そのお一人お一人が、かけがえのない個人です。性的指向、性自認という要素は、誰にとってもとても大切な「自分」の一部だと思います。この、何者にも奪えない・変えられない、あなたや私の「ありのまま」が、偏見や差別に晒されることなく、素直に尊重される社会をつくるため、私も政治の分野で全力を尽くします。
レインボープライドにお集まりの皆さん!
皆さんの笑顔は、今日はとびきり輝いていると思います。この空気感を、日本社会のスタンダードにしていきたい!
レインボープライドに来られなかった皆さん。
きっと色んな思いあることを想像します。あなたの選択を、尊重します。でもいつか、あなたとこの場で出会いたい。
私は、性的指向・性自認という概念は、いわゆる「性的マイノリティ」とされている人たちだけの言葉ではなく、全ての人の問題だと考えます。この社会で「マジョリティ」として暮らしている圧倒的多数の側こそ、ジェンダーに対して、また「普通」と感じている様々な思い込みに対して、自問自答と理解を深める努力が必要なのだと感じます。
誰もがその人らしくいられる空間は呼吸がしやすい。
排外主義、人種差別、ホモフォビアーー。
社会を単色に染め上げようとする試みに、私は抗う。
そして皆さんと手を繋ぎ、虹色の鮮やかさで世界を変えていこう!
福島みずほ
参議院議員
『東京レインボーパレード』の開催、おめでとうございます。毎年の活動を支えてくださっているスタッフの皆さん、参加者の皆さんに心から敬意を表します。
先日開催されたレインボー国会に参加させていただきました。SOGIハラという言葉が市民権を持つようにと懸命に活動されていることを私もいろんな形で応援させていただきます。
私は、LGBT議員連盟のメンバーで超党派の議員の皆さんとこの問題に取り組んでおり、LGBT差別解消法案が早く成立するよう頑張っています。先日も厚生労働委員会で、国家公務員の人事院規則には、LGBT差別、SOGI差別防止が盛り込まれているが、民間企業においては、法令が未整備のままで問題ではないかと質問をしました。厚労大臣からは、都道府県労働局において事業主への啓発や指導をしていくという回答でした。今、パートナー法を制定する自治体も増えてきていますが、さらに様々な差別が解消されるような社会の仕組み、制度の整備が必要です。そのためにも差別解消法が必要です。
やりたいことをLGBTであるという理由だけでできなくなってしまう社会ではなく、生活していく上での障壁が少しでも無くなり、LGBTを包み込むような多様性のある社会を皆さんと一緒につくっていきましょう。新しい未来に向けて、一緒に頑張ってまいりましょう。
上川あや
世田谷区議会議員
東京プライドパレードの開催、おめでとうございます!
「区の職員も、同性パートナーは家族と同様であるという認識を持っている」。これは私の提案を受け、渋谷区と同時期に同性カップル公認制度をスタートさせた世田谷区の公式答弁です。
この基本認識に従い今では区の夫婦向け事業の同性カップルへの適用拡大に向けた見直し作業も進んでいます。今や災害対策でも介護者養成講座でも、就労支援でもLGBTへの配慮は重要課題。今後10年間の支援方針も定められました。
さらに区とは一線を画す行政組織である区教委も積極的です。今年度からは新たに「性自認」「性的指向」のそれぞれが区立学校全校が策定する人権教育の全体計画で「必ず取り上げなければならない」テーマに格上げとなりました。これまで一部の世田谷区立中学で実践されてきた「全教科」でLGBTをフェアに扱う教育活動も広がることになるでしょう。
こうした変化のベースにあるのが当事者の「可視化」、ニーズの「可視化」です。本当の姿を知ることで根拠のない偏見は力強く改められてゆきます。本当の声を聴くことで、確かな共感、応援の声も大きくなるでしょう。その核に必要となるのが「プライド」。今年も共に歩く皆さんを誇りに思いながら私は東京のプライドパレードを目一杯、楽しみたいと思っています!
お会いできることを楽しみに。Happy Pride!!
石川大我
豊島区議会議員
『東京レインボープライド2017』の開催おめでとうございます。
ここに集まるみなさんの力が地域を、そして日本を変えると信じています。
今年1年、豊島区の良いニュースと悪いニュースのご報告です。
まずは良いニュースから。今年2月の議会で、職員互助会が、同性パートナーと同居する職員にも結婚祝い金と病気見舞い金を5月から支給する方針との答弁を得ました。消極的だった区を動かしたのは、互助会の理事会メンバーでもある労働組合のみなさんでした。1980年代、ロンドンのLGBTの若者と炭坑労働者との交流を描いた映画『パレードへようこそ!』のような展開にAllyは確実に増えている、と嬉しくなりました。
そして、悪いニュース。予算特別委員会で「豊島区内にLGBTの小中学生はいるのか?」と質問したところ、教育委員会は「調査したところゼロ」と答弁。続けて、教育のトップである教育長は、その実態調査が「公式であり、これに基づいて施策は展開していく」と答えたのです。
子どもたちのためにも、この答弁を放置するわけにはいきません。黙っていると「いないこと」にされる私たち。かつて声をあげられなかった小学生、中学生だった頃の自分を思い出して、共にパレードを歩きましょう。もっと外に! もっと声を!
石坂わたる
中野区議会議員
『東京レインボープライド』の開催おめでとうございます。
中野区議会では昨年度、ゲイの当事者議員である私のほかにも、自民党が「LGBTを含むすべてのマイノリティがカウンセリングを受けやすい環境」など、公明党が「LGBTを含む性の多様性を考える授業」、「LGBTに関する区職員の研修」など、共産党が「区役所内におけるLGBTに対応できる職場環境の整備」などについて議会で取り上げました。また、民進党も過去に「性的マイノリティと自殺」について質問をしており、中野区議会では28年度末現在ですべての会派がLGBTに関する質問をしたことになります。
こうした動きは中野区に限らず多くの地域でも広がっている気配で、地域を問わぬ超党派の若手の議員の勉強会でもLGBTに関する取り組みや議会質問についての情報交換をする機会が多くなり、アライの議員や関心を持つ議員が増えていることを感じます。
パレードをはじめ、様々なイベントに参加をする様々な党派の国会議員や地方議員もこれまで以上に増えていくのではないかと思います。また、一方で、LGBTの中でもセクシュアリティだけでなく、価値観・生き方・思想信条・生活環境・労働環境はどんどん多様化しています。すべての人が違いを認め合い、排除をしたり、されたりしない社会をみんなで作っていきましょう。そして、レインボーウィークでは、日ごろのわだかまりを捨てて、様々な人が一緒にパレードを歩いたり、イベントに参加をしたりすることができたら素敵ですね!
細田智也
入間市議会議員
『Tokyo Rainbow Pride 2017』開催おめでとうございます。
私は、元女性ということを公表し入間市議会議員に当選させて頂きました。公表し選挙に出るのは、正直怖かったです。しかし、「どの地域にもLGBTの方々が存在していることを知って欲しい」それと同時に、「現在誰にも相談できずに悩んでいる子ども達に笑顔で生きている姿を見てもらい、自信と希望を持って明るい未来を描いて欲しい」。そんな想いで挑戦しました。
これからの社会は、お互いの価値観や生き方の違いを認め合い、多様性を尊重し、フラットな関係を築くことが必要なのではないでしょうか。しかし、私の住んでいる自治体では、LGBT関連の課題はまだまだ解決されていません。東京のように栄えている地域は暮らしやすいけど、他の地域などは暮らし難いといわれている状況です。そのような地域格差がなくなり、どの地域でも自分らしく暮らせるように入間市からも発信していきます。
誰一人同じ人間なんて存在しない、ありのままのあなたでいて欲しいそんな環境に一歩ずつ“共に”変化させていきましょう。
Korea Queer Culture Festival
from ソウル(韓国)
2017 도쿄레인보우프라이드의 개최를 축하합니다.
도쿄레인보우프라이드와 퀴어문화축제조직위원회의 지난 3년간의 상호 지지와 참여는 도쿄와 서울에서 개최되는 서로의 행사에 서로 큰 힘이 되고 있습니다. 2014년 한국의 성소수자 혐오세력의 방해로 서울의 퀴어퍼레이드의 진행이 중단된 채 대치하고 있을 때 TRP와 도쿄의 친구들이 끝까지 함께 했던 사실을 기억합니다. 그리고 2016년 까지3년간 TRP와 도쿄의 친구들은 서울의 퍼레이드 현장에서 혐오세력에 함께 맞서 왔음을 기억합니다. 18회 퀴어문화축제를 진행할 올해 역시 그들의 선동과 방해행위는 계속되겠지만 TRP와 도쿄 친구들의 참여와 응원, 지지는 서울의 퍼레이드와 축제를 지켜낼 수 있는 힘이 되어 줄 것이며 더 나아가 우리의 권리를 쟁취하기 위한 행동에 큰 힘이 되어 줄 것을 믿습니다.
2016년 퀴어문화축제조직위원회는 도쿄 퍼레이드의 첫번째 차량에 도쿄 및 아시아 친구들과 함께 참여하였고, TRP는 서울 퍼레이드에 단독 차량으로 참여하였습니다. 이제 퀴어문화축제조직위원회는 2017년 도쿄의 퍼레이드에 공식 단독 차량을 출전하며 이틀 간의 페스타에 공식 부스 참여를 합니다. 이번 공식 차량 및 부스 참여는 도쿄와 서울의 우의를 다시 한번 확인하는 중요한 계기가 될 것이며 서로 간의 이해와 교류의 폭을 더욱 넓혀가는 기회가 될 것입니다. 그렇기에 해가 갈수록 더욱 많은 참여자와 함께 하는 도쿄의 페스타와 퍼레이드에 기쁜 마음으로 참석하려고 합니다. 지난 3년보다 더욱 큰 지지와 응원, 협력이 서울과 도쿄에 있으리라 믿습니다. 또한 우리의 자긍심과 힘은 함께 할수록 더욱 커질 것임을 믿기에 이러한 응원과 협력이 도쿄와 서울을 넘어서 다른 아시아의 친구들과 함께 이루어 질 수 있도록 도쿄와 함께 노력해 나가고자 합니다.
다시 한 번 도쿄레인보우프라이드의 개최를 축하합니다. 2017년 5월, 도쿄의 요요기공원과 거리에서 도쿄와 서울이 함께 걷고 이야기하는 그날을 기다리겠습니다. 또한 6월의 서울에서 TRP여러분과 도쿄의 친구들을 기쁜 마음으로 맞이하겠습니다.
퀴어문화축제조직위원회 드림
『東京レインボープライド2017』の開催おめでとうございます。
東京レインボープライドとクィア文化祭組織委員会の過去3年間の相互支持と参加は、東京とソウルで開催されるお互いのイベントにとって、大きな力となっています。2014年韓国の性的少数者嫌悪勢力の妨害で、ソウルのクィアパレードの進行が中断されたまま対峙していたとき、TRPと東京の友人たちが最後まで一緒にいてくれたことを覚えています。そして2016年までの3年間、TRPと東京の友人たちは、ソウルのパレード現場で嫌悪勢力に対して共に立ち向かって来たことを覚えています。第18回クィア文化祭を進行する今年も、彼らの扇動と妨害行為は続くと思いますが、TRPと東京の友人たちの参加と応援、支持はソウルのパレードとフェスタを守り抜く力となり、さらに私たちの権利を勝ち取るための行動に大きな力となってくれることを信じています。
2016年、クィア文化祭組織委員会は、TRPパレードの先頭のフロートに団体代表が乗り、東京及びアジアの友人たちと一緒に行進しました。TRPはソウルパレードに単独でフロート出展をしました。2017年、クィア文化祭組織委員会は、TRPパレードに単独でフロートを出展し、2日間のフェスタにブース出展もします。今回の公式フロート及びブース出展は、東京とソウルとの友情をあらためて確かめる大事な契機となり、相互理解と交流の幅をさらに広げていく機会になるでしょう。そのため、年々多くの参加者を呼んでいる東京のフェスタとパレードに私たちも喜んで参加します。過去3年間よりも大きな支持と応援、協力がソウルと東京にあると信じています。また、私たちの誇りと力は協働することでさらに大きくなることを信じ、こういった応援と協力が東京とソウルを越えて他のアジアの友人たちと共に行われるよう、東京の仲間たちと一緒に努力していきたいと思います。
あらためて、東京レインボープライドの開催おめでとうございます。2017年5月、東京の代々木公園と街で東京とソウルが共に歩き、対話する日を心待ちにしています。また、6月のソウルでTRPのみなさんと東京の友人たちを喜んでお迎えします。
クィア文化祭組織委員会より
from ハノイ(ベトナム)
Luong Minh Ngoc
Director
Institute for Studies for Society, Economy and Environment (iSEE)
Congratulations on Tokyo Rainbow Pride 2017!
We celebrate the glorious pride that continues to inspire us, and we share an unbounded optimism in our continued impact and relevance in shaping and enriching the lives of all people, all colors, regardless of sexual orientation and gender identity.
As a member of Viet Pride Ha Noi Committee, iSEE want to send our most cheerful and warm wishes to Tokyo Rainbow Pride 2017, and will wave our rainbow flag here to show our solidarity with you and brother and sister all around the world.
Bravo!
TRP2017のご開催、おめでとうございます。セクシュアリティや人種を問わず、全ての人がより充実している生活をおくれるように活動をしていることをわれわれはプライドを持ち、エールを送ります。
ベトナム・ハノイのプライド委員として、iSEEがTRPへの温かい挨拶をお送り、世界中の仲間との団結を表し、虹色の旗をあげます。
ブラヴォー!
ルオン・ミン・ノック
from ホーチミン(ベトナム)
東京レインボープライド様
東京プライド及びクィアコミュニティーへ
世界中のコミュニティーの可視化・平等性・威厳へ貢献すると思っている『東京レインボープライド』のご成功を願っています。愛のある楽しいプライドを!
クィアたちに乾杯!
ICSセンターおよびベトナムのクィアコミュニティーより